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渋谷系ムーブメント

デザイン

80年代となり、日本の音楽メディアはレコードからCDへと移行していく。
CDの普及により、流行曲だけでなく、過去にレコードとして発売された様々なジャンルの音楽があらたな形として世に出回っていくようになった。

そんな時代の動きをより加速させていく要因となったのは渋谷という町に集まるレコードショップの存在だった。タワーレコードやWAVEなどがその最たる例と言える。
外資系レコード会社によってかつては手に入らなかった海外の古い名曲の数々やインディーズ文化はそれまで聴いたことのない音を若者の町、渋谷にもたらしていく。
その動きはやがて高いリテラシーをもった一大ムーブメント「渋谷系」を作り出していくこととなった。

現代のJ-POPの基礎と言えるのがこの渋谷系である。
このムーブメントはその後のCDデザインに大きく影響していく。

アートディレクター信藤三雄率いるコンテムポラリー・プロダクションは渋谷系ムーブメントを語る上で欠かせない数多くのアーティストたちのアートワークを手がけていった。
何よりも斬新さを求め、70年代、80年代のデザインを引用し、新たな解釈として落とし込む。未開の地を開拓していくように様々な実験がそこで行われていったのだ。


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フリッパーズギターピチカートファイブコーネリアス
こういった渋谷系を代表するアーティストたち。
そして彼らのアートワークを作り上げてきた信藤三雄、北山雅和といったデザイナーたち。
彼らの世界観こそ今の日本の音楽デザインの経典であり、60年代のヨーロッパ、南米文化などの業界に新たな種を根付かせてきた。
その種は今もなおデザインの指標とされ様々な文化に多大な影響を与えている。

時代に呼応し変容していく
時代の垣根をこえるムーブメント
それこそが渋谷系の本質なのである。

 

 


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