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マーベラス・ミセス・メイゼル 感想

 

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昨年のエミー賞コメディ部門で、
12部門ノミネート、作品賞、主演女優賞、助演女優賞を含む、主要8部門で受賞したのがこのマーベラス・ミセス・メイゼル。

現在、シーズン3が鋭意製作中ということもあり、シーズン1、2の感想を書いていこうと思います。

 

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あらすじ

舞台は1950年代のニューヨーク。お金持ちの箱入り娘の主人公のミリアムは夫のジョールと幸せな日々を過ごしていました。

 

ささやかな楽しみとして、ジョールは酒場の小さな舞台でジョークを話すという趣味がありました。ミリアムもまたそれに付き合いながら、ちょっとしたネタを考えるという週末を過ごしていました。

すこし退屈ではあるけど、ささやかな。

そんな日々でした。

しかし、そんな幸せなに亀裂が入ります。

なんとジョールは会社の秘書と浮気をしてしまうのです。

そして、唐突に別れを告げられ失意の底に沈むミリアム。

ひたすら酒をあおり、酔った末にたどり着いた場所はジョールが普段ショーをする酒場でした。

退屈なショーを眺めながらいらつくミリアムはおもむろに舞台に立ち、自虐ネタを披露します。

その皮肉たっぷりのネタにお客さんは大爆笑。

大盛りあがりとなりました。

そんなミリアムの姿を酒場の店員であるスージーに目をつけられ半ば強引にコメディアンの道へと歩みだしていくこととなります。

 

感想

感想としてはかなり面白く夢中で見てしまいました。

きっかけは最悪ではあったもののミッジの退屈な日常はコメディアンという新たな非日常に彩られていきます。

何より面白いのがミリアムのスタンドアップコメディーでしょう。

ジャンルとしては皮肉の効いた自虐ネタや家族の性生活、ユダヤ人ネタ、大統領など、下品さとユーモアとそして知性を感じさせます。

日本人とアメリカ人で笑いのツボが違うというのはありますが、それを加味してもとても楽しめる内容となっています。

 

コメディアンとしての道を歩むなか、別の軸で家族や元旦那でジョールの話が並行して進んでいきます。

そこもまた上手に物語の起伏が用意されており、最後まで楽しく見れる構成となっています。

 

マーベラス・ミセス・メイゼルは王道のアメリカン・ドリームが題材になっている反面、ミニマムな家族の話でもあります。

ですが、舞台という非日常の夢世界を歩むミリアムを支えるの様々なネタは、どれもミニマムな世界で生まれたものです。

まったく逆の世界に見える2つはちゃんと地続きで、どちらかだけでは成り立たない。
そう思うと、僕の何てことない日常も非日常へと繋がっているのだと実感がわいてきます。
プライム会員限定のドラマですが、限定にするだけの価値があるものになっています
是非一度、ご覧になってはいかがでしょうか?

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