映画を語る猫

映画やドラマについてあれこれ語る雑記サイトです

映画 アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 感想 

f:id:banira11aisukuriimu:20191005202311p:plain

 

 

 

アバウトタイム公式Facebookより引用

引用 https://www.facebook.com/abouttime.jp/photos/rpp.1496529233900407/1569775096575820/?type=3&theater

 

 

あらすじ

主人公のティムはまあ、冴えない青年。
いつまでも彼女ができない。気になる子がいてもアタックができない。
そんな、世間で言うとこの草食系男子です。
彼が21歳の誕生日を迎えた時、父親から呼び出されます。
「実は我が家の男は皆、タイムトラベルの力があるんだ」
そんな素っ頓狂な父のセリフに最初はティムも驚きながらも、その力を実感していきます。

やがて、ティムは弁護士を目指しロンドンに移住します。
そんな最中に偶然街中で出会ったのがメアリーでした。
運命的な出会いをしたティムは強くメアリーに惹かれ、お互いにいい雰囲気となっていき、その日は別れました。
しかし、ティムのルームメイトのハリーがその日たまたま不運に恵まれた日でした。
かわいそうにと思ったティムはふといつものようにタイムスリップを行ってハリーを助けます。
そのことが原因で、なんとメアリーとの出会いはなかったことになってしまいました。

 ティムは必死にメアリーとの会話を思い出し、ケイト・モスが好きと言う言葉を思い出します。
そこからメアリーに会えることを信じてケイト・モスの展示会に毎日顔を出しました。
そして、偶然メアリーとの再会を果たすのですが、その傍らには見知らぬ男。
メアリーは他の男性とすでに交際していたのです。
ティムはどうしてもメアリーが諦めきれず、メアリーとその彼氏が出会った時間や場所を聞き出し、またタイムトラベルを試むのでした。

 

 

感想

タイムトラベルというSF的な要素がある本作ですが、話の本筋としては王道のラブロマンスと言えるのではないかと思います。
主人公のティムは最初はとても大人しく冴えない男性だったのですが、メアリーのおかげで火がついたのか、あろうことかタイムスリップという反則技までして彼女を自分の恋人にしようと行動します。
おいおい、すでに恋人がいる女性を奪おうなんて序盤の君はどこにいったんだ?と思うくらいティムはメアリーに惹かれてしまうわけです。
まあ、その気持ちはよくわかります。
だってメアリーめちゃくちゃ可愛いですから。めちゃくちゃ。

特にティムとメアリーが結婚した後のシーンで、子どもが欲しいとメアリーがティムに相談する場面があります。
ティムは少し悩み、もう少し時間をくれないかと言います。
するとメアリーは「わかったわ。はい、待ったわよ?」とおどけるような仕草でティムの答えを急かしてきます。
この時のメアリーは本当にびっくりするくらいチャーミングで、こんなの誰だってうんって言ってしまうだろうなと改めて、メアリー役のレイチェル・マクアダムスの演技に舌をまくしかありません。


本作はメアリーの可愛さもさることながら本質的なテーマとして「今を大切にする」と言うことを描かれています。
主人公はタイムトラベルの能力があり、それを駆使して困難を乗り越えていきます。
しかし、その能力によって今は流動的に変化していきます。
時には変化して欲しくなかったようなことまで理不尽に変わっていってしまうのです。こうした物語の過程で、ティムはより強く今を大切にしなくてはいけないと学んでいきます。
本作のポスターでメインビジュアルに採用されたシーンはメアリーとティムの結婚式です。外で行われたことによって、風雨によるハプニングが発生してしまいます。
しかし、そんなハプニングでも二人はとても素敵な笑顔を映し出してくれます。
どんな状況にあっても今を楽しむ。
それを端的に表している描写だと僕は思いました。

 

 

 

 

本当に素晴らしい映画でした。
ぜひ一度ご覧になられてはいかがでしょうか?